【手離し方】アルバム・日記・手紙など思い出の品をどう手離す?

思い出の詰まったモノや想いの込められたモノはなかなか捨てられないですね。

アルバムや写真、手紙や日記、手作りのもの、お土産や頂き物、記念品、など沢山あります。自分のモノであれば判断出来るが、他人のモノは判断し辛い、と感じることもありますね。

そんな「捨てられない」悩みをお持ちの方は、沢山いらっしゃいます。他の方がどう手離しているのか?を知る事で、自分の手離し方の参考にしてみてはいかがでしょうか。

人によっては「全部見ないで捨てる」という判断をする方もいれば、
「写真は一枚も捨てられない」という方もいます。
「全部、念のため目を通してから」とワンステップ置く方もいますが、そのまま全部見る時間も無いまま、結局は「納戸の中に仕舞いっぱなし」になってしまているケース
「取って置いて」と言われて取ってはあるけれど、何年も放置されたまま…というケースもあるようです。
人それぞれの手離す基準は違います。そんな手離す基準をご紹介したいと思います。
「なかなか捨てられない」と言う方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

◇自分が引き受けた後、次にどう引き継ぐか

モノをどう持つか、の判断は人それぞれ、ご自身が決める事です。
モノが多すぎて周りに迷惑になったり、いわゆるゴミ屋敷などの衛生状態に問題がある場合は別ですが、人に強要される事では無いでしょう。
持ってる事で気持ちが安らいだり、心の支えになるのであれば譲り受けて保管し、たまには開いて見たりするのも、良いのかも知れませんね。
ただし、自分が元気で管理把握できるうちは良いですが、その後に誰にどう引き継ぐのか?を、どこかで考える必要が出てくるかも知れません。
「全て捨てないで欲しい」と思っても、大地主のように庭に蔵を建てられればそこに収納出来ますが、そうでない場合は、自分で管理出来る量の範囲内で、モノを所有するかどうかの決断をすべきだと考えます。

手離す考え方は三者三様、人それぞれの判断基準があって良い

 アルバムや写真は本人の思い出の品

アルバムは基本的に、アルバムの所有者の思い出の品です。
アルバムの所有者が自分の過去を振り返ったり、懐かしく思い出したりする分には良いですが、引き継いだ人にとっては、大きな負担にも成りかねません。
例えば親のアルバムを譲り受けた時はどうでしょうか。知らない人ばかり写っていて、もらった方は困りますよね。同じように自分のアルバムを子供に託すことは、子供にとって少し酷なことだというのは想像に難くないでしょう。
このような場合には、自分たちの基準を作ることがコツです。
例えば、「親のアルバムは自分たちの思い出ではなく、親の思い出なので手離す」、「保管するのは家族写真やお気に入りの写真1枚だけにする」、「ダンボール箱1つ分だけにする」、というように決めてしまいましょう。

 気持ちが安らぐモノを引き継ぐ

モノを引き継ぐ時に、「どうしようかな?」「あっても困るな」と思うモノは、基本的に「気持ちに負担があるモノ」では無いでしょうか?
逆に価値のある「あるだけで、気持ちが安らぐモノ」「心の支えになるモノ」だと思えるのであれば、引き継いで大切に保管するのが良いのではないでしょうか。

 順番を付けて並べてみる。

それでも量が多過ぎるのであれば、順番を付けて並べた上で、比較しながら取捨選択すると良いでしょう。
「全部出してみる」とことは、全量の把握が出来て「こんなには要らないかな?」や、「こっちと比べると、一番大事なのはこれ!」と自分の気持ちの整理にも役立ちます。

 自分の知っている親(持ち主)は、自分の思い出の中にいる

「自分の親の詮索はせずに処分する」という判断をされた方がいました。
親が亡くなった後に、遺品の整理している時に日記や手帳が出てくることはよくあります。それを子供が読んだ場合「知らなかった事を知る良い機会になった」と思えれば、それはそれで心の整理に繋がる良い機会になります。
しかし、そうではなく「知りたくなかった側面を、知ってしまった」と後悔する方もいるのも確かです。
「自分の知ってる親は自分の思い出の中に居るから十分」と、線引きをして、親の遺品を手離す選択をする方も少なくありません。
モノの整理は心の整理とは言いますが、それは自分自身の持ち物の場合になります。自分以外の、それも親や兄弟のモノと向き合うことは、答えの帰ってこない故人と向き合うことになり、かなりの精神的な負担になることは間違いありません。そんな中で、故人との思い出をどう受け入れるか、亡くなった事実をどう受け入れるか、そしてモノについてはどう手離していくか、それらを整理することは遺された家族が一歩踏み出すきっかけになるかと思います。

 亡くなった人のプライバシーを尊重したお片付け

民事上の「亡くなった人にはプライバシーは存在しない」

らしいですが、私はそうは受け止めたくありません。

亡くなった方の遺品を整理する作業自体、もしかすると故人にとっては嫌な行為かもしれません。だって、日記や手紙、結局出さなかったラブレター、内緒にしていた趣味など、本当はみられたくないモノを家族に晒すことになるわけですから。

なので整理する側としては「見なかった事にしてあげる配慮」も必要だと考えます。

特に意味も無く「取っていた=捨てずにいた」だけのモノも、見つけた家族からすると「捨てずに取っていたのだから大事なモノではないか」と受け止めてしまうこともあります。

誰にも知られたくない秘密は、遺された遺族を悲しませないためにも、分けておく事が重要です。

「老前整理」「終活整理」として、元気で判断力があるうちに、モノを仕分けておくことが大事なのです。

 

 大量の資料などは、デジタル化してデータで保管

捨てられない・手離せない写真などは、全部デジタル化してデータとして保管しておく、という手もありますね。
データ化した場合も、ハードディスク上だけで保管するのか?
USBやDVDに焼いて保管する場合も、何のデータなのか?がわかるように、また、見たくなった時に探しやすいように、撮影年月や持ち主ごとに分けて、ラベリングしておきましょう。
データ化したモノを、その後に果たして見る事があるのか?は、疑問な所ですが、そうやって「持っている事」が心の支えになるのかも知れません。
 写真や手紙などをとっておく事が「心の支え」になったり「そこにあるだけで、気持ちが安らぐ」のであればデータ化しておくのも良いかもしれません。
引き継いでも大量過ぎて負担になるのであれば、「素敵な写真」「お気に入りの写真」だけを残して【手離す】という区切りの整理の時間を持ってみてはいかがでしょうか。

 判断しかねる場合は、保管し定期的に見直す

判断しかねる場合は、【捨てる決断】はせずに「しばらく保管しておく」方が良いでしょう。
よくいらっしゃるのが
「後で後悔するかも知れない」
「読み直してみたくなるかも知れない」
そう思うのであれば、一旦『保留』の場所を作る事です。
「保留」の場所や専用の箱を作り、3ヶ月後〜1年以内に必ず見直して、見極めるようにしましょう。
何度も見直しながら削り取るようにして判断し、減らしていくようにしましょう。
※ くれぐれも、放置しないで、定期的に見直していきましょう。
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「死んでも絶対に見られたくない」というものがある時は、事前にそれ相応の準備をしておく必要がありますね。
例えばパソコン内のデータでの中で、家族に確認して欲しい共有の写真や、データなどはデスクトップに保管する。
逆に、見られたくないものは暗号式のUSBに保存するなど、誰にも知られたくない秘密を遺された遺族を悲しませないために事前に分けておく事も、思いやりになるのでは無いでしょうか
Megumi Kogawa
横浜の女性目線の遺品整理。お片付けのアメイジー
女性目線でリサイクルしてお片付け

 

《この記事を書いた人》

遺品整理・生前整理などのサポートサービスを手掛けるアメイジー(株)代表

環境プランナー・整理収納アドバイザー・古物商

捨てるに忍びない、どう片付けて良いかわからない、遺品整理や実家の片付けなどの実務作業を横浜を中心に行う。
廃棄物処理業での経験を生かし、出来るだけリユースする事で捨てる量を減らす事に取り組む。チャリティへの寄付やリメイク材料など捨てるモノを誰かの役に立つ 手離し方を推奨。
女性目線での丁寧な作業は安心して頼める事で定評を得て いる。
終活のお片付け講座他、持続可能な社会構築、循環利用型社会推進のセミナーにて講師実績。捨て方のみならず責任あるサスティナブルな消費への提案を行う。

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