まさかあなたが真犯人? ごみの出し方で事故にならない為に知っておきたい事

まさかあなたが真犯人⁈

「少しだけだし… この位なら… 」

そう思って簡単な気持ちで出したごみ、もしくは、全く知らずに

「ごみなんて、捨てちゃえばいいだろう」

と安易な気持ちで出したごみが原因で事故が起き、あなたがその真犯人になるなんて、まさか思っていませんよね。

実は、小さなルール違反では済まされない重大な事故に繋がる事もあるごみの分別のお話を今日はしたいと思います。

知っておいて損をしない、むしろ知らぬ間に犯人になる事が無いように、ごみの分別の事を少し考えてみて欲しいと思います。

 

まず、ごみの分別では様々な問題があります。

ごみ袋が散乱して、カラスの被害や交通渋滞に…

ルール違反になるケースは様々ですね。

誤った回収日に出す、不燃物が可燃物に混じっている、粗大ごみを通常のごみとして出している、市では回収しないリサイクル家電やメーカー回収が必要なのものを出している、などです。

まず一つ目は、ごみの出し方です。

生ごみはカラスやネズミの被害に遭わないようしたいですね。

生ごみは新聞で包んだり、外から食べ物が見えないように2重にしたりするなどの措置を行っていないと、カラスに荒らされて散乱してしまう事になります。

こんな光景を見かける事があります。

朝早く、出勤していく会社員さんは、薄いごみ袋を使用しています。中には『コンビニのお弁当の残り・お菓子の袋・炊いたけど残った白飯・・・』等が入ったままなのが、パッと見ても判るくらいでした。そんなごみをカラスが放っておく筈がありません。カラスは見た目で判断すると言われます。回収時間がお昼近くになってしまうその収集場所には、ごみ回収の日にはカラスがいつも溜まっており、ごみ袋の中から食べ物だけでなく、レシート・ティッシュ・袋類、などを散乱させます。それらの袋から出てしまった散乱物は歩道だけでなく、車道にも散乱してしまいます。

近所では、「ルールを守って出さない、犯人探し」が始まりそうです。

自分の出したごみの中身をチェックされるなんて、良い気持ちはしませんね。

また辺りは、散乱した生ごみや食べかけのもので汚れます。歩道が通りにくくなって車道を歩く人がいたり、車道にまではみ出したゴミを避けようと、対向車線にはみ出す車両もあったりします。事故にまで発展してしまうのではないかと、冷や冷やしてしまいます。

あなたの出したゴミは、大丈夫でしょうか?

生ゴミはなるべく袋を2重にしたり、新聞で包んでからごみ袋に入れるなどの対策をしましょう。自分くらい、少しくらい、と思わずに、一度振り返ってみると良いかも知れませんね。

 

ごみの回収日を守らずに出す

これも良くありますね。不燃の日なのに可燃のごみを出したり、可燃の日に資源ごみを出したり、ごみ置き場には放置されたごみ袋が入ったままになります。悪質な人は自分の所在が分かるものは一切入れずに出すので、犯人探しに至らないケースもあります。

ですが、【ごみを出す癖】は分かります。なので、必ずいつかはボロが出ます。「証拠を出せ!」なんて、いくら大声を出しても、[ルールを守らないで出していた人]が、そのまま、いつまでも、ルールを守らない事でまかり通る訳ではありません。後めたい思いをする前に、きちんとルールを守って気持ちよく出しましょう。

 

こちらも、あなたの出したゴミは、大丈夫でしょうか?

自分くらい、少しくらい、と思わずに、一度振り返ってみると良いかも知れませんね。

 

混入したものが原因で、事故が起きている。

実は知らないで回収された「ごみ」により、事件や事故が起きている事があるんです。これは大きな問題になりかねません。

目の前から消えたごみが、ごみ置き場からも消えてしまえば、『ホッと安心して自分には関係ない』と思っていませんか?

実は、回収した「ごみ」が原因の事故は多数起きています。

鋭利なモノが混じって作業員に怪我を負わせてしまう

ゴミ袋の奥深くに、それも下向きに入れれば問題ない、と思っていませんか?

【刃物などの鋭利なもの:刃物・ハサミ・貝殻なども鋭利なもの】

実は回収する人はゴミ袋を2つや3つを同時に持つ事もあります。両手に持つ時は持てる位置で落ちそうなゴミ袋を足で支えながら運ぶ事もあります。

通常作業員や回収員は、一日に何箇所もの集積場を回ります。彼らは迅速な作業を行うために、多少無理をしてでも幾つものごみ袋を抱えながらでも作業を進めていくのです。

その際に多いのは、袋の中にむき出しで入れられている刃物が袋の下部から突き出し、それが作業員の足に刺さってしまうという事故です。実際に、8針も縫うケガの事例もあったそうです。

また『少し位、良いだろう…』と安易に入れた【割れたコップや、貝の殻などの鋭利なもの】が入っていたごみ袋を持った作業員が、右手に痛みを感じ、後で見ると人差し指の付け根から手の平を切っていたという事例もあります。

ごみ置き場から、ごみを回収するのは「人」です。ごみ袋の縛った部分を持つとは限りません。上からゴミ袋を重ねられ、穴が開いたり、横向きになることもあります。

貝殻や串などは可燃ごみだけれど、そのまま触ると怪我をするような出し方はしないように、お願いしたいですね。

割れ物や刃物などの鋭利なものを出す際のルールも行政によって様々です。

先の部分を古新聞などで包み、ガムテープで縛るなどの措置を行ったり、

大きく【刃物・割れ物・キケン】などと袋にわかるように記載して、市の指定の日に出しましょう。

【重要】ライター・マッチ・バッテリー・スプレー缶など発火の危険

これも、怖い事故になりかねないので、燃えるごみ袋に絶対に混入してはいけません

主に可燃ごみはパッカー車(塵芥車)で回収されます。ごみ袋を車両の後方部から投入し回転しながら破砕・圧縮して積載します。

回転時や、破砕時や、圧縮時に摩擦が起きるので、発火する原因になります。

車両の運転手は、後方の積載部分から火が出ていても、最初は気付かない事も多いらしく、通行人の方からの指摘や「火の付いた車が走っている!」との通報で初めて気が付く事もあるそうです。

知らずに自分の運転する車両の後方が燃えていたら…、そのまま知らずにバックしたり、民家近くまで寄せてしまったりしたら…、そう考えると怖いですね。

運搬中に発火すると、車両の爆発に繋がったり、道路では大事故に繋がったり、住宅街や商店街での延焼にもなれば、大惨事になります。

年に何度か新聞にも載る工場などの火事が起きたりしますが、ああいった事故の原因の一つも、異物の混入やこういった処理困難物が原因と言われています。

軽い気持ちで「バレなければ、いいや」と出したゴミ、

もしかしたら中身を確認せずに、きちんと分別をせずに出したゴミなので「まさか入っているとは思っていなかった」としても、あなたが犯人で事故になっているかも知れません。

大事故が起きて大損失が出たり、火事などの被害で誰かが亡くなるという原因になってしまう可能性も無くはありません。「たかがゴミの分別」「されどゴミの分別」です。

ルールを守って正しい分別と出し方をする

ちなみに私の住む横浜市では、別の小さな袋に入れて、袋に大きく[ライター]や[マッチ]と書いて不燃ゴミの日に出すと、持って行ってくれます。

包丁などの危険なものは、刃先をタオルや新聞紙でぐるぐる巻きにして、それをガムテープで止めて危険では無い状態にし、小さな袋に[危険 刃物]と大きく書いて出すようにしています。回収するお兄さんが(おじさんでも)『刃物が入っているんだな』とわかるように出せば、怪我などの原因にはなりませんね。

ゴミの分別は、ごみの減量化資源化の為でもありますし、リサイクルを推進する為に必要です。

ですが、それだけではなく、ゴミの分別を怠った事で、事故や事件が起こらないように、気にして下さる方が増えると嬉しく思います。

 

 

Megumi Kogawa

横浜の女性目線の遺品整理。お片付けのアメイジー
女性目線でリサイクルしてお片付け

《この記事を書いた人》

遺品整理・生前整理などのサポートサービスを手掛けるアメイジー(株)代表

環境プランナー・整理収納アドバイザー・古物商

捨てるに忍びない、どう片付けて良いかわからない、遺品整理や実家の片付けなどの実務作業を横浜を中心に行う。
廃棄物処理業での経験を生かし、出来るだけリユースする事で捨てる量を減らす事に取り組む。チャリティへの寄付やリメイク材料など捨てるモノを誰かの役に立つ 手離し方を推奨。
女性目線での丁寧な作業は安心して頼める事で定評を得て いる。
終活のお片付け講座他、持続可能な社会構築、循環利用型社会推進のセミナーにて講師実績。捨て方のみならず責任あるサスティナブルな消費への提案を行う。